管理薬剤師の独り言ブログ

2023-06-28 17:56:00

サービス担当者会議に参加しました。

先日,サービス担当者会議に参加してきました。

サービス担当者会議を簡単に説明すると,

『介護利用者さん,患者さんのご自宅に伺って,ケアマネージャさんを中心として,

医師,歯科医師,看護師,薬剤師,介護士,ヘルパーさんなど,その方と関わる専門家が集まって,

より良い生活が送れるよう,意見を出し合う』

みたいな感じの会議です。

 

サービス担当者会議の位置づけと目的

 (厚生労働省のサイトより)

 

薬剤師の仕事でわかりやすい部分は,お薬カレンダーに,1~2週間分の薬をセットすることでしょうか。

お薬のセットだけでなく,薬の説明や,薬をしっかりと飲めているかのチェック,副作用のモニタリングなど薬全般の管理をします。

問題があれば,医師を初め,皆さんに情報を共有して,どうしたら良いか,どのようなことに注意したら良いか,進言します。

高齢化社会において,利用者さん,患者さんのご自宅での生活を支えることは,とても大切なことです。

薬局と言えば,『処方箋を持っていくところ』と思われがちですが,このように薬局に来ることができない方にも,関わることができます。

 

皆さんも,ご自身は勿論ですが,ご家族で薬の管理に困っていることがあれば,一度薬局に相談するのも良いかもしれません。

当薬局でも,ご本人やご家族と相談して,介護サービス導入までお手伝いした,という経験があります。

 

医療と介護の架け橋

 

になれるのも,薬局ならではの仕事です。

2023-06-12 11:55:00

『脇汗』について

皆さんこんにちは。

今日は,脇汗』についてです。

 

脇汗は,性別に関係なく,悩ましい問題だと思います。

真夏だけでなく,梅雨の時期から気になる,という方は多いでしょう。

中には,真冬でも悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。

そんな方々で,市販薬で我慢されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一昔前は,市販のデオトラントなどで我慢するしか,方法はありませんでした。

しかし昨今,脇汗や,手の平の汗に対する治療薬が発売されています。

 

マルホ

脇汗スッキリProject

 

科研

ワキ汗治療ナビ

 

久光製薬

みんなの手の汗サイト

 

薬ですので気を付けなければならない点もありますが,効果は期待されます。

悩んでいる方,お近くの皮膚科さんに相談されてみては如何でしょうか?

 

2023-05-27 09:21:00

ニキビについて

皆さんこんにちは。
今日は,ニキビについてです。

maruho
ニキビを一緒に治そうProject


小学生~大人まで,ニキビで悩んでいらっしゃる方は,少なくないかと思います。
つい数年前までは,良い薬があまりありませんでした。
しかし今では,様々な薬が開発され,ニキビ治療が格段に進歩しました。
病院で治療を受ければ,跡が残りづらく完治することも,夢でなくなりました。
足立区ではR5年4月から,高校生も子ども医療費助成の対象になっています

 

足立区

高校生等医療費助成制度(マル青)が始まりました

 

一番ニキビの悩みが多いはずであろう高校生ですが,今まではなかなか受診するきっかけがなかったと思います。
高校生の世代の医療費助成制度が,良い切っ掛けになると思います。

市販薬で治りが良くない方や,どこに相談したら良いかわからない方,是非一度,皮膚科さんで相談してみては如何でしょうか?

2023-05-16 10:58:00

2023年5月現在の,東京都での感染症状況について

皆さんこんにちは。
入江薬局花畑店です。

最近,感染症の方が多いので,東京都の流行を調べてみました。

東京都感染症週報(18週)

咽頭結膜炎,溶連菌,流行性角結膜炎が,少し流行っているようです。
インフルエンザ,ヘルパンギーナも,少し発生してます。
RSウイルスは,東京都は今のところ少ないですが,全国的には流行し始めていて,2021年の大流行のときと増え方が似ています。
(国立感染症研究所 2023年第16週全国の感染症)
RSウイルスは地域性があると言われているので,これから東京都で流行する可能性もあります。

やれることと言えば,やはり手洗い,嗽,マスクです。
また,家庭内で発生してしまった場合,タオルを共有しないことも良いでしょう。
消毒用アルコールを切らさない,なども大切かと思います。

コロナ感染症で大騒ぎになっていて忘れがちでしたが,他の感染症も十分に怖いものです。

今一度,家庭内での感染症対策を見直す良い機会なのではないでしょうか。

 

2022-12-26 19:51:00

2023年1月~の花粉症

2023年の花粉の情報が,発表されています。

 

ウェザーニュース:花粉飛散予報

 

症状が出るとわかっている方は,1月下旬から薬を開始する方が良いとされています。

火事に例えると,

 

・ボヤの状態ならば,火は消しやすい

・大火事になってしまうと,ちょっとやそっとでは消せない

 

花粉症の症状も同じです。

花粉が飛び始める前に,体内にアレルギー止めを体内に入れておくと良いとされています。

花粉が飛んできても体がビックリしない状態にしておくことが,花粉症の症状を軽く抑えるコツです。

 

 

受診するのは面倒に感じるかもしれませんが,少しでも楽に生活するためにも,花粉症の方は,早めの受診をお勧めします。

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