管理薬剤師の独り言ブログ

2022-11-18 09:37:00

2022-2023年のインフルエンザについて。

急に寒くなってきましたが,皆様,如何お過ごしでしょうか?

 

コロナ患者さんが増えて来たようですが,インフルエンザも,ちらほら聞くようになりました。

足立区では,鹿浜の方で学級閉鎖があったと聞いています。

幸いそれ以上拡大していないようですが,いつ集団感染が起きてもおかしくない時期になったようです。

また,国立感染症研究所の報告では,RSウイルスも地味に続いているようです。

国立感染症研究所 2022年第43週(第43号)) 

コロナ感染症だけでなく,他の感染症にも注意が必要ですね。

 

やれることは,『手洗い・嗽』です。

インフルエンザの予防接種も,始まりました。

緊張感を持ち続けるのは疲れてしまいますが,油断せず,しっかりと感染対策を継続していきましょう

2022-10-13 08:57:00

インフルエンザについて

こんにちは。

入江薬局花畑店です。

今日は,インフルエンザについてです。

 

 

オーストラリアでインフルエンザが急増 今シーズン日本国内でインフルエンザは流行するのか

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20220605-00299271

 

インフルエンザは,南半球で流行した株が,その年の冬に流行するという特徴があります。

一昨年,昨年と流行るかも?と言われていましたが,南半球での流行はなく,結局日本では流行しないで済みました。(アメリカなど一部で,少し流行あり)

しかし今年の南半球は,珍しい速さでインフルエンザが流行しているようです。

もしかしたら,今年の秋~冬と,日本でもインフルエンザが流行するかもしれません。

免疫力の低下により,大流行の可能性もあります。

 

ここ数年の流れでいくと,インフルエンザの予防接種が,全国で不足する可能性があります。

もし受ける予定があるのであれば,かかりつけクリニックさんの予約開始に合わせる形で,申し込んだ方が良いでしょう。

 

皆様,コロナ以外の感染症にもお気をつけ下さい。

2022-10-13 08:53:00

ピーナッツ,木の実(ナッツ)類のアレルギーについて

皆様,こんにちは。

入江薬局 花畑店です。

 

“クルミ”アレルギーが約10年で10倍超の急増…「木の実類」が「小麦」抜き、原因の3位になった理由を専門医に聞いた

https://news.yahoo.co.jp/articles/0efaabc999327aa7150c6074e07220045b265799

 

アレルギーと言えば,ピーナッツも有名です。

ピーナッツは木の実類(ナッツとも言う)ではないので,今回の話と少し逸れてしまいますが,ご了承下さい。

 

アメリカの映画などで,ピーナッツバターを食べてアレルギーを起こす,というシーンを見たことがある方も少なくないでしょう。

日本では今まで,ピーナッツを口にする機会はあまり多くなかったと思います。

今回の記事のような木の実(ナッツ)系や,先に挙げたピーナッツのアレルギーが増えた原因の一つとして,食の多様化などで,触れる機会が増えたことも考えられます。

これからは,タマゴ,ソバ,小麦などと同じように,ピーナッツ,木の実(ナッツ)系も,注意した方が良いでしょう。

 

(※小さなお子さんの場合は,誤飲の可能性があります。

ナッツ,枝豆,プチトマトなど,アレルギーとは関係なく,普段から注意しましょう)

2022-10-13 08:49:00

カロナール(成分名:アセトアミノフェン)について

皆様,こんにちは。

入江薬局花畑店です。

今回は,頭痛,肩こり,発熱,咽頭痛など様々な場面で処方される薬

 

カロナール(成分名:アセトアミノフェン)

 

について触れたいと思います。

 

大人から子供まで,幅広く使用できます。

他の解熱鎮痛剤にありがちな胃の負担も少なく,とても便利なお薬です。

クリニックや病院では,『間隔を6~8時間空けて 1日3回まで』と言うことが多いようです。

当薬局では,『4~5時間空けて 1日3回まで』とお伝えしています。

医師は,副反応が極力起きづらいよう,より安全性重視のようです。

しかしカロナールは,量を守ってもらえれば,かなり安全性の高い薬です。

毎日たくさん飲み続ける薬ではないので,ある程度早めに飲んで,体を楽にすることがお勧めです。

 

間隔を短くしても大丈夫という根拠を挙げておきます。

もし興味があれば,読んでみて下さい。

 

小児薬物療法検討会議 報告書 : アセトアミノフェン

アセトアミノフェンの「小児科領域における解熱及び鎮痛」

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/12/dl/s1212-7g.pdf

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