管理薬剤師の独り言ブログ
2022-2023年のインフルエンザについて。
急に寒くなってきましたが,皆様,如何お過ごしでしょうか?
コロナ患者さんが増えて来たようですが,インフルエンザも,ちらほら聞くようになりました。
足立区では,鹿浜の方で学級閉鎖があったと聞いています。
幸いそれ以上拡大していないようですが,いつ集団感染が起きてもおかしくない時期になったようです。
また,国立感染症研究所の報告では,RSウイルスも地味に続いているようです。
コロナ感染症だけでなく,他の感染症にも注意が必要ですね。
やれることは,『手洗い・嗽』です。
インフルエンザの予防接種も,始まりました。
緊張感を持ち続けるのは疲れてしまいますが,油断せず,しっかりと感染対策を継続していきましょう
インフルエンザについて
こんにちは。
入江薬局花畑店です。
今日は,インフルエンザについてです。
オーストラリアでインフルエンザが急増 今シーズン日本国内でインフルエンザは流行するのか
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20220605-00299271
インフルエンザは,南半球で流行した株が,その年の冬に流行するという特徴があります。
一昨年,昨年と流行るかも?と言われていましたが,南半球での流行はなく,結局日本では流行しないで済みました。(アメリカなど一部で,少し流行あり)
しかし今年の南半球は,珍しい速さでインフルエンザが流行しているようです。
もしかしたら,今年の秋~冬と,日本でもインフルエンザが流行するかもしれません。
免疫力の低下により,大流行の可能性もあります。
ここ数年の流れでいくと,インフルエンザの予防接種が,全国で不足する可能性があります。
もし受ける予定があるのであれば,かかりつけクリニックさんの予約開始に合わせる形で,申し込んだ方が良いでしょう。
皆様,コロナ以外の感染症にもお気をつけ下さい。
ピーナッツ,木の実(ナッツ)類のアレルギーについて
皆様,こんにちは。
入江薬局 花畑店です。
“クルミ”アレルギーが約10年で10倍超の急増…「木の実類」が「小麦」抜き、原因の3位になった理由を専門医に聞いた
https://news.yahoo.co.jp/articles/0efaabc999327aa7150c6074e07220045b265799
アレルギーと言えば,ピーナッツも有名です。
ピーナッツは木の実類(ナッツとも言う)ではないので,今回の話と少し逸れてしまいますが,ご了承下さい。
アメリカの映画などで,ピーナッツバターを食べてアレルギーを起こす,というシーンを見たことがある方も少なくないでしょう。
日本では今まで,ピーナッツを口にする機会はあまり多くなかったと思います。
今回の記事のような木の実(ナッツ)系や,先に挙げたピーナッツのアレルギーが増えた原因の一つとして,食の多様化などで,触れる機会が増えたことも考えられます。
これからは,タマゴ,ソバ,小麦などと同じように,ピーナッツ,木の実(ナッツ)系も,注意した方が良いでしょう。
(※小さなお子さんの場合は,誤飲の可能性があります。
ナッツ,枝豆,プチトマトなど,アレルギーとは関係なく,普段から注意しましょう)
カロナール(成分名:アセトアミノフェン)について
皆様,こんにちは。
入江薬局花畑店です。
今回は,頭痛,肩こり,発熱,咽頭痛など様々な場面で処方される薬
カロナール(成分名:アセトアミノフェン)
について触れたいと思います。
大人から子供まで,幅広く使用できます。
他の解熱鎮痛剤にありがちな胃の負担も少なく,とても便利なお薬です。
クリニックや病院では,『間隔を6~8時間空けて 1日3回まで』と言うことが多いようです。
当薬局では,『4~5時間空けて 1日3回まで』とお伝えしています。
医師は,副反応が極力起きづらいよう,より安全性重視のようです。
しかしカロナールは,量を守ってもらえれば,かなり安全性の高い薬です。
毎日たくさん飲み続ける薬ではないので,ある程度早めに飲んで,体を楽にすることがお勧めです。
間隔を短くしても大丈夫という根拠を挙げておきます。
もし興味があれば,読んでみて下さい。
小児薬物療法検討会議 報告書 : アセトアミノフェン
アセトアミノフェンの「小児科領域における解熱及び鎮痛」