管理薬剤師の独り言ブログ
小児薬物療法認定薬剤師
皆さんこんにちは。
今回は,小児薬物療法認定薬剤師という資格について触れたいと思います。
薬学部を卒業して,国家試験を受けて合格すると,はれて薬剤師となれます。
しかし,薬剤師免許を得ても,勉強を続けないと,使わない知識は忘れていきます。
また,ただボンヤリ勉強を続けても,ただ知識が漠然と増えるだけで,使える知識にはなりません。
そこで,医師のように専門に特化して,自己研鑽するという道があります。
様々な学会が,認定薬剤師や専門薬剤師を用意しています。
そんな資格の一つに,小児薬物療法認定薬剤師,という物があります。
筆者は,小児薬物療法認定薬剤師をもっています。
どんな資格かと言いますと・・・
【一般目標】
・小児をとりまく医療、保健の実態及び日常的によくみる小児で生じる疾患についての知識を習得する。
・今日の小児をとりまく環境を背景とした小児薬物療法における諸課題について学ぶ。すなわち、小児としての特性(発育という成長、発達の視点)、小児疾患の特性、社会のなかの小児の問題などについて具体的な事例を通じて学習する。
・種々の疾患、薬物療法の具体的な実践を通じて、基本的事項を学習する。
・小児をとりまく社会・制度に対する理解を深め、関心をより高め、社会において小児薬物療法を実践する。
↓↓↓下記リンクに,更に詳しい内容が記載されています↓↓↓
この資格を得るためには,
1年間e-learningで勉強を続ける
↓
1日だけですが,病院で研修を受ける
↓
1年に1回の試験に合格する
という流れになります。
この資格を通して,薬学部では学ぶことのなかった小児科領域,周産期(妊娠前~出産後)を学べました。
とても勉強になりました。
せっかく得た資格を,患者さんのために使いたい,と思えるようになりました。
もしご近所にお住まいの方で,小さなお子さんがいらっしゃいましたら,是非うちの薬局をご利用下さい。
他の薬局よりも手厚いフォローができるよう,頑張ります!
(最後は自薬局の宣伝になってしまい,申し訳ございませんm(__)m)